はじめに
五地域に自前macOSランナーを置くと、Xcodeの列待ちとDerivedData等のディスク膨張が請求と締切の両方を圧迫します。CPUが空いても容量とメモリが先に詰まればジョブは止まります。
予算重視の提出班・CI班向けに、M4 16GB/256・24GB/512・M4 Pro 64GB/2TBの役割と、1TB/2TB・並列の買い順を整理します。 関連:五リージョン常駐と1TB/2TB
分担の考え方
列待ちは同一ホストに詰めず、安価帯ランナーを足してキュー分割。容量は1TB→必要なら2TBでSoCジャンプを遅らせる。提出と汎用CIはruns-onラベルで分離します。
関連:ログ・ディスク・コスト
M4三段の役割分担
| 構成 | 向くジョブ | 注意点 | 優先度 |
|---|---|---|---|
| M4 16/256 | lint・軽テスト | Simulator併走は厳しい | 大量CI |
| M4 24/512 | 通常xcodebuild |
掃除なき512GBは逼迫 | 主戦 |
| M4 Pro 64/2TB | アーカイブ提出 | 台数不足だと列残り | 提出 |
region-*ラベルで通常CIは下段、提出だけProへ。
1TB/2TBと並列付加の「買い順」
p95待ちと各ホストの空きGBの谷を1〜2週間だけログ化します。
Proに飛ぶ前に階段を上げ、モノレポなら2TB集中も検討します。
キューが線形なら同スペックの並列が交渉しやすいです。
単一ジョブの壁時間が律速になってから上げます。
提出班とCI班
提出はPro 64/2TB一本、CIは24/512+1TB複数が説明しやすいです。
| レバー | 効きやすい症状 | 買い方のコツ | 順序目安 |
|---|---|---|---|
| 1TB/2TB | 容量逼迫 | SoCより先 | 1 |
| 並列 | 列待ち支配 | 同帯2台目 | 2 |
| 24GB→Pro | 壁時間律速 | 提出ラベルへ | 3–4 |
まとめ
五地域ほどディスクとキューが支配です。投資はストレージ→並列→メモリ/Pro、実測後にラベル固定が最短です。
よくある質問
256GBは軽向け。2TBは主戦か提出へ。
無人ビルドとMac mini
自前ランナーではmacOSの安定性、Unix系ツールの素直さ、Apple Siliconのメモリ帯域、Gatekeeper/SIPの説明しやすい境界が運用工数と長期TCOを下げます。静音のMac mini M4で検証を始め、トップから実ジョブを流してください。